業界でトップ争いを続けている楽天証券とSBI証券。
ともにメリットデメリットがあり、どちらを開設するか大変迷ってしまいますよね。
ここでは、私の独断と偏見を大いに交えて決着をつけてみたいと思います!
私見では、物事を決める際にはメリットよりデメリットの方が重要だと考えています。
ですので、ここではお互いのデメリットを挙げていき比較していきます。
是非参考にしてみて下さい。
楽天証券 vs SBI証券
結論からいうと、SBI証券の勝利!
ともに良し悪しありますので、あしからず。
下記では、私の考える大まかなデメリットを列挙していきますね!
そこまで気にする必要のない細々としたデメリットは省きますのでご了承ください。
私は両方とも長年愛用していますよ!
楽天証券のデメリット
楽天証券を開設される方はこちらをどうぞ。
公式HP:楽天証券
アプリで投資信託を購入できない
楽天証券の専用アプリでは、日本株や米国株しか取り扱っておらず、投資信託を購入することができません。
楽天証券で投資信託を購入する際は、直接サイトへアクセスする必要があります。
アプリだけで完結できない点は少々煩わしさを感じてしまいますよね。
ただし、あらかじめ積立設定をしておけば何度もサイトにアクセスする必要もないため、そこまでデメリットに感じない方も。
逆に積立を忘れてるくらいがいいかもしれませんね♪
ちなみにSBI証券では、日本株専用アプリ・米国株専用アプリ・投資信託専用アプリとそれぞれ提供されています。
連携銀行が使いづらい
証券会社と連携する銀行の使い勝手は大切です。
SBI証券と連携できる住信SBIネット銀行では、セキュリティ機能を高める「スマート認証NEO」に登録するだけで、ATM取引手数料・他行振込手数料が月5回まで無料になります。
その他に条件もないので破格のサービスだと思います。
また、ATMを利用する際にスマホだけで入出金することができたり、外貨手数料の安さ等も魅力。
大して楽天証券と連携できる楽天銀行では、ATM取引手数料・他行振込手数料の無料回数は口座残高に左右されます。
住信SBIネット銀行と同じ条件で利用しようとするならば、常に銀行口座を100万円以上にしておかねければなりません。
さらにATM利用には必ずキャッシュカードが必要であったり、外貨手数料もお高め。
普通預金金利0.1%(300万円まで)という点が以前までは魅力的でしたが、現在はそれ以上の高金利な銀行が増えてきています。
楽天銀行で現金を寝かせておくメリットは薄いでしょう。
単元未満株はスプレッドがかかる
2023年10月以降、楽天証券とSBI証券では「国内株式取引手数料が無料」になりました。
しかし、SBI証券が完全無料になったのに対して、楽天証券では一部費用がかかる場合があります。
それは100株以下の1株単位での取引をした場合です。
楽天証券では、1株単位の取引をした場合に売買手数料は無料なのですが、別途スプレッドというものが0.22%程かかります。
国内株式完全無料と謳っておきながら、本当に楽天らしいやり口ですよね(笑)
ちなみにSBI証券はスプレッドがかからずに完全無料で取引できます。
多くの証券会社では、国内株式を売買する際には100株単位での取引を基本としています。
したがって、資金が少ない場合には幅広く銘柄を分散することができませんし、値がさ株にも手が出しづらい状況に。
投資することへのリスクが急激に上がり、ハードルがかなり高くなってしまいます。
よって、国内株式を取引する際に、1株単位での購入は個人投資家にとって生命線なのです。
制度の改悪が頻繁に起こる
楽天証券では、これまで何度も制度の改悪が起こっています。
サービスがどんどん悪くなっているのです!
昨今では、楽天モバイル事業の赤字を補填する為の行動でしょう。
しかしそれ以前から、ある程度の顧客を取り込んだ後にはサービスを改悪していくのが楽天グループの常套手段です。
「いずれサービスが良くなっていく」ということはほぼ無いと言っていいでしょうね。
SBI証券に関しては、これまで改悪を行ったことがほとんどありません。
というのも、SBI証券の特徴としては、無理をしないというのがあると思います。
赤字を垂れ流すような顧客獲得方法をあまりしないのです。
「地味に地道に堅実に」というのがSBIグループでしょうね。
SBI証券のデメリット
SBI証券を開設される方はこちらをどうぞ。
公式HP:SBI証券
専用サイト・アプリが分かりづらい
楽天証券の専用サイト・アプリは、直感的に操作できて大変分かりやすいです。
経済用語や投資用語が分からない初心者の方でも、直感的に操作することのできる仕様になっています。
反対にSBI証券では、少々操作がやりづらく画面も乱雑な印象があります。
専用アプリに関しても、金融商品ごとにそれぞれ分かれていて煩わしいです。
長年愛用していくわけですから、利用しやすいかどうかはとても大切な点ですね。
クレジットカードの積立が月間5万円まで
SBI証券では、クレジットカードの投信積立が月間5万円までとなっています。
対して楽天証券では、クレジットカードで月間5万円と楽天キャッシュで月間5万円の合計10万円まで可能。
資産形成をする過程で、クレジットカードのポイントまで頂けるのは大変ありがたいですね。
チリツモでポイントもバカにできません。貰えるものは貰っておきましょう。
ちなみに楽天キャッシュでの積立還元率を底上げできる方法もあります。
実際に私自身が利用している方法なので、興味のある方は下記を参考にしてみて下さい。
SBI証券のクレジットカード積立にオススメなのは、三井住友カードゴールド(NL)です。
特定の条件をクリアすると年会費無料で利用することができるため、継続的に1%還元を狙えます。
興味のある方は下記を参考にしてみて下さい。
公式HP:三井住友カードゴールド(NL)
メンテナンスが多い
SBI証券では、メンテナンスがかなり頻繁に行われています。
毎日の定期メンテナンスや臨時のメンテナンス、早朝や夜間や休日等とにかく多い。
取引自体に支障は出ないのですが、メンテナンス中はサイトやアプリにログインできなくなるので不便を感じることも。
夜間にチェックしようとして、ログインできない時にはもどかしい気持ちにも!
ベストは両方開設すること
どちらかというとSBI証券をオススメしますが、私としては両方とも開設することがより良いと考えています。
上記で述べてきた通り、両方にデメリットがありますから、2つを上手く組み合わせていくことが良いでしょう。
ただし、NISA口座を開設する場合は1つですので、現時点ではSBI証券が優勢となるでしょう。
SBI証券では取引自体の大きなデメリットが見当たりません。
その点で、SBI証券に軍配が上がるでしょう。
皆さんの少しでも参考になれば幸いです。
ではでは。
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