節約や貯金に関して調べると、副業を勧めるインフルエンサーで溢れ返っていますよね（笑）
確かに、投資の種銭を増やす意味でも根本的にキャッシュを増やす意味でも間違ってはいないと思います。
しかし、それはいの一番にやるべきことなのか・・。
今回はこの件について考えていきたいと思います。
副業はなぜオススメされるのか？
副業が良しとされる要因はいくつかあります。
本業で安定的に収入を得ながらキャッシュフローの底上げができますし、直接的で分かりやすいという側面も持っていると考えられます。
また、事業として副業をやる場合には、税金関連の優遇措置を受けることができますし自身のスキルアップにも大きく繋がります。
しかし世のインフルエンサーがこぞって何故オススメするのか、というと上記は全く関係ないでしょうよ。
だって、全く接点のない貴方の人生なんてどうでもいいんだから（笑）
実際には、アフィリエイト広告として誘導する目的やインフルエンサー達が売りつけたい商品を買わせたいがために行っている行為です。
結局は金儲けのため。
「じゃあ、国や政府が副業を勧めているのは何故なのよ？働き方改革とかやっているじゃない？」
こういった疑問もあります。
これは、単に国民の手取りを増やしたい・働きやすい環境を作ってあげたい、というポジティブな理由である・・・わけないですよね（笑）
国を信用しすぎてはいけませんよ。
本当の理由は税金の安定的な確保でしょうね。
しかも、真っ当なことに使われる金額は少ないのが現実。
そもそも、昨今では社会保障費が大変圧迫されているとのことですが、それは本当なのでしょうか。
確かに昔に比べて高齢者の人口は大幅に増加しました。
少ない若者で多くの高齢者を支えるのだとしたら大変なことです。
しかし現代での働き手は昔のような若者だけではありません。
６０歳を超えた高齢者も労働を続けて税金を支払っています。
また、約５０年前の年金制度導入時よりはるかに女性の社会進出は活発になっています。
結局は金儲け（税金徴収）のため。
何も考えずにいると、搾取され続けるのです。
まず始めるべきは支出の最適化！
収入を増やす前にやるべきことは支出の最適化です。
その中でも副業の代わりになる存在が自炊！
副業を行うより、はるかに時間や労力が少なく見返りも大きいです。
自炊をすることによるメリットは大きく2つあります。
金銭的なメリット
当然ですが、副業で働いて得た収入には税金がかかります。
全てのお金を受け取ることはできません！
しかしながら、普段から外食や出来合いのお弁当などを購入していた人が、
自炊をして浮いた、そのお金に税金はかかりません。
税金がかからない分、副業よりコスパがよいかと。
例えば、朝は喫茶店でモーニングをして５００円、昼はコンビニの弁当で５００円、夜は外食チェーンで５００円。
１日の合計は１，５００円になります。
しかし、自炊をすることによって１日の食費を５００円まで下げることができたとします。
差し引きは１，０００円。
１ヵ月で３０，０００円ものお金が浮くことになります。
副業で３０，０００円もの金額を稼ごうと思ったら、どの位働く必要があるのでしょうか？
時給１，０００円であるとしたならば、３０時間働く必要があります。
さらに税金が引かれることを考えれば、もっと働く必要があるでしょう。
自炊が、いかに副業よりコスパが良いことか・・。
むしろ、自炊も副業と呼んでもいいかもしれませんね！（笑）
健康的なメリット
自炊のもう１つのメリットは健康面です。
利益第一主義の日本の外食産業や小売産業では、コストをカットするために健康被害の大きい食材を大量に使用しているため、病気になるリスクは著しく上昇します。
当然ですが、病気になってしまうと治療費が嵩みますし、将来的に身体的な自由が制限されてしまう可能性は高いでしょう。
日本は長寿の国である、とよくメディアで自画自賛していますが、健康寿命は決して長くはありません。
むしろ先進国のなかでは低い水準です。
晩年の１０年間は、寝たきり・補助が必要な生活が強いられている人が大変多いことが現状。
お金があっても、身体が不自由では意味がありません。
「身体は最大の資本」とどこかの偉い人も言っていた気がします（笑）
副業は最終手段と考えよう！
実際に副業を始めるのは、最終手段と考えるべきでしょう。
私たちは、しばしばお金に心を奪われがちですが、最も大切なものは「人生の幸福度をいかに高めていくか」というものであります。
そのために必要なものはお金だけではありません。
時間や家族、友人など重要なものは無限にあります。
自炊を行うことで、目標の貯金額を十分に達成できる可能性があります。
今回は、安易に副業を始めるのではなく、まずは自炊をやってみよう！というお話でした。
ではでは！
コメント